夏が終わっても紫外線対策は終わらせないでください。
紫外線は、秋や冬、春先も放射量が多いのです。
夏の太陽がやわらぎ、涼しい風が吹き始めると、紫外線に対するケアも、
つい緩みがちになります。
しかし、油断は禁物です。
紫外線の影響は年中無休で、雨の日でも真冬でも降り注ぎ、肌にダメージを与えているのです。
シミ、シワといった肌の老化の原因は、実に約80%が紫外線によるものであり、これからの季節も
万全なケアが必要です。
一般に、一生の間に浴びる紫外線の量が少ないほど、シミやシワは少ないとされています。
「シミ」とはそもそも、紫外線などの刺激から肌を守るために作られるメラニンの量が、
部分的に増えたままになった状態のことで、健康な肌であれば、日焼けなどで一時的に
メラニンの生成量が増えても、ほぼ28日周期で細胞が入れ替わり、元に戻ります。
しかし、強い紫外線を長く浴び続けていたり、繰り返し浴びることによって、メラニンを作る
メラノサイトという細胞が活性化しやすくなり、わずかな紫外線でもメラニンを作りやすい性質
になると同時に、長い間の紫外線の影響によって、肌の奥の真皮層にまでダメージを受けた
部分がメラニンの生成量が増えたままになったり、正常な細胞の入れ替わりが行われず、
ついには色素沈着してしまったのが「シミ」なのです。
つまり「シミ」は、長年の紫外線の影響が積み重なって表面化したもので、多くの場合、
一度ならず日焼けしたことのある人は、シミになる可能性を抱えています。
それが“潜在シミ”というもので、紫外線以外でもシミができる原因として、次のようなものもあります。
●ニキビなどの炎症による色素沈着
ニキビや肌荒れ、かぶれなどの炎症を繰り返すうちに色素沈着してしまったものです。
炎症を早めに治すことと、繰り返さないように注意することでシミになることを避けることができます。
●こすり過ぎによる色素沈着
ナイロン製のフェイスブラシや、入浴時によく使われるナイロン製の垢落としタオルなどで肌を
こすり過ぎたためにできるシミです。
肌は摩擦に弱いので、顔でも、手や背中でも、こすり過ぎないように注意することがポイントです。
●ホルモンのアンバランスによる色素沈着
肝斑と呼ばれるもので、妊娠時にできることが多いです。
出産後はほぼなくなるといわれるが、ときにシミとしてそのまま残ることもあります。
どのようなことがキッカケでできたシミであっても、それをいっそう悪化させてしまうのが
紫外線のこわさです。
潜在シミを表面化させないためにも、できたシミを目立たせないためにも、一年を通じて
紫外線対策を怠らないことが大事なのですね。
紫外線を意識していた夏以後こそ、お肌のお手入れに気を使うようにして下さい。
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